入国前

お問い合わせください

宿泊施設として、生活をする上で必要となる空間と設備を用意しなければなりません。実習生は、貴社の寮に入った時点では、自力で生活に必要な設備を用意するだけのお金を持っていません。
そのため、洗濯機や冷蔵庫といった生活備品も用意していただく必要があります。

挨拶、簡単な意思の疎通程度のレベルです。採用後、現地の日本語学校で 入国まで事前講習を行ないます。また入国後も1か月間の日本語の講習を受けなくてはいけないため、日本語教育期間については約5-7か月間程度。 平仮名、カタカナは全て書くことができます。実習生によっては簡単な漢字も覚えて入国してくる方もおり、個人差がかなり出ます。現地で事前講習中に成績や素行不良等が判明した場合は、ご担当者と相談のもと追加面接を行ない入れ替えることも可能です。

例えば候補者を3名採用する場合、『その3人は共同生活してうまくいくか』、『リーダーはだれにするか』、『性格が合うか』などを想定する必要があります。
日本での生活でもごみ出しや、部屋の掃除、料理など当番を設けたりする必要があるので、そのあたりも想像しながら、候補者を決定するとトラブルを避けていくことも可能になります。
技能実習生がイキイキするような雰囲気をつくり、少しづつ関係性を育むことで、能力を最大限に引き出せると思います。

基本的には現地面接を推奨しております。候補生と顔を合わせて話ができる現地面接を採用する受入企業が大半です。
企業の担当者が直接面接することで、採用後の仕事内容や待遇面、実習環境のミスマッチを防ぐことにもつながります。
現地面接に参加する場合、おおむね2泊3日~3泊4日ほど必要となります。スカイプでの面接も可能になります。

入国後

入国後 すべての技能実習生は約1か月以上の入国後講習が定められており、講習が終わった後に配属となります。

技能実習生の失踪の主な原因は、『暴力、暴言、セクハラ』、『低賃金』といわれております。そのほかにも原因等ございますが、受入れ企業様、監理団体、送出し機関の3社が団結して徹底的にトラブル防止、トラブルになった場合でも問題解決にしっかり対応し、失踪を防ぎます。

実習生に関するトラブルには、精神面で陥ると困る状態と、制度面から問題視されることがあります。精神面で陥ると困る状態 ・コミュニケーション不足からくる相互不信 ・甘やかしすぎ・厳しすぎ 他。
制度面から問題視されること ・不正行為 ・2年目以降の、労働基準法に反する行為(最低賃金割れなど) ・社会保険への未加入等。

就業後

休日にどこかへ連れて行かなければいけない決まりはありません。しかし、プライベートで関わっていただくことで、実習を円滑に進めることが出来るという事例もございます。

『遅刻』、『妊娠』、『途中帰国』、『交通事故』、『万引き』、『ケンカ』、『失踪』このような事が起こらないように、送出機関が入国前に指導し、入国後も監理団体が監理サポートを行います。

時間外または休日の労働をさせる場合には、労使協定(36協定)を締結する等の手続きが必要であり、休日手当・時間外割増賃金等の支払いが必要になります。